クレジットカードのショッピング枠の現金化
おはようございます。
今日も気持ちのいい晴天ですねー。
うっかりぽややーんとしてしまいたくなります。
さて、今日は、「クレジットカードのショッピング枠の現金化」の怖いところをお話していきます。みなさんは絶対にやらないでください。
中規模の駅なんかに行くと、いろんな消費者金融の看板がありますよね。中には看板を一日持っている人も・・・その中にたまーに見かけるのがコレ。
あなたの持っているクレジットカードのショッピング枠は現金化できます!!
見たことありませんか?
ピンチはチャンス??
社会人になりたてだったり、給与が下がってちょっと苦しかったり、子供が生まれちゃったり、子供が塾に行くようになっちゃったりすると、家計の圧迫により自由に使えるお金は減っていきます。我が家だってそうです。春期講習高かったですから・・・
そこへきて、友人の結婚式があったり、出産があったりすると大ピンチですね。
さすがに、ちょっと待ってくれ、とは言えないですね。
そんな時、あなたならどうしますか?
①欠席する
②親にお金を借りる
③キャッシングする
④消費者金融を使う
などなどでしょうか?
ここまでは、わりとありがちな解決法です。
でも、いっぱいいっぱいまですでに借りている場合・・・
あくどい金融屋はショッピング枠を使わせます。
カードを持って、通常の使い方をしていると、ショッピング枠ってどんどん大きくなるんですよね。私個人としては余計なお世話なんですが、向こうも借りてもらってナンボですから。なので、気が付くと100万くらいお買い物できちゃうことになっていたりします。
そのショッピング枠は買い物にしか使えませんよね。
じゃーどうするの?
こういう手を使います。
ショッピング枠現金化の流れ
- まずは申込みしてください
- 次に当社から○○という商品をカードで買ってください
- お買い上げの確認が取れましたら、すぐにお振込みいたします
という流れです。もう一つは
- まずは申込みしてください
- 次に高価な腕時計や電化製品、チケットなどを買ってきてください
- 当社で査定の上、お買取りさせていただきます
という感じですね。後者は減っているように思います。言ってみれば質屋が「借金して商品になりそうなもの買ってこい」と言っているわけですから・・・。
前者のパターンの商品は、さまざまのようです。書籍だったり・・・微妙なお品ですね。来店不要の店だと、買ってすぐ店側が買い取ったことにして買い取り金額を振り込む、という流れになるようです。
でも。
- 買い取り金額が安い
- 結局次月以降クレジットの請求がやってくる
- 横領罪・詐欺罪に該当する恐れがある(実際に店舗側は検挙されている)
というデメリットがたくさんついてきます。
なにより、現金化を考える段階で、次のステップは破産です。
消費者金融の利用経験がある人
消費者金融を使ったことがある・・・1500万人(8人に1人)
2社以上から借りている(多重債務)・・・399万人
5社以上から借りている(超多重債務)・・・107万人
というデータがありますが、ここをご覧の皆様は大丈夫でしょうか?
データを見ると、「使ったことがある」から「2社から」になるのが、約4分の1。さらに「5社以上」になるのは約4分の1。意外に身近に借金の落とし穴はあります。
多重債務というのは、本当に疲れます。
あれをあっちからいくら借りて、ここにいくら返して・・・借りれば借りるほど、雪だるまになっていきます。本当の話です。私の話ではありませんが。
お金は借りないでください。そうは言っても、増税やらなんやらでどんどん自由に使えるお金は少なくなってきていますが、踏ん張ってください。一回借りたら終わり、だと思ってください。
同様に、クレジットカードのリボ払いもだめです。そんなにほしいなら、数か月待てます。
多重債務の整理ほどつらい経験はありません。いろんな人を傷つけます。
クレジット枠を現金化する前に、私にメールをください。私は弁護士でもなんでもありませんので、借金をチャラにすることはできません。
でも、なぜ足りないのか、どうしたらお給料で生活に困らなくなるのか、お手伝いするのは私たちの仕事です。
増やしたい方も、借金を増やしたくない方も、方向性は同じです。
お金と向き合うこと、ここが一番大事です。
某銀行のカードローンのCM、私の大嫌いなCMの迷台詞、「ピンチをチャンスに」とは一度は聞いたことがあると思います。
あんなの大嘘です。
ピンチはピンチです。絶対的にピンチです。メガバンクのくせに大ウソつきです。
クレジットカードに頼らない、消費者金融に頼らない生き方をしましょう。