Brexitで真っ青
おはようございます。
先週の金曜日は大変な一日になりましたね。
離脱?残留?と世界のたくさんの人の注目を集めました。ギリギリまで残留優勢と言われていたのですが、ふたを開けるとまさかの「離脱」
下馬評がいかにアテにならないか、痛感いたしました。たぶんキャメロンさんも同じだったと思います。
離脱する背景はさまざまだったと思いますが、イギリスにとってさらに打撃なのは「スコットランド」、EU全体の動きとしては、その他の離脱となりそうです。
そんなにEUはいけないのか・・・
離脱ムードが高まる中で声高に言われていたのが規制。
では、いったい何を規制するのでしょうか。
EUで規制されていることの一例
カカオが○○パーセント以上じゃないと、チョコレートって言ってはいけない
(たぶん90%)
バナナやキュウリはまっすぐ
カツオはカビがついているから輸入禁止
などなど。
でも、冷静に考えるとオーストラリアも外来種の持ち込みについてかなり厳しいわけです。日本だって、身近なところでは乳製品の表示で「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」と分別されます。
ただ、EUはとにかく細かすぎる、らしいです。
EUを離脱することによる世界経済への影響
金曜日の為替をみてもわかる通り、日本円が急騰いたしました。
そして株の大暴落。日本の株式市場は今年に入って頭打ち感が出ていたところでしたが、そこに冷水をさらにかけられたようなものです。
月曜は寄りから反発していますが、個人的観測ではオリンピック前に日経平均18,000円台というのはもうないな、という気持ちです。今年の雰囲気で、「無理かな」と思っていましたが、「ないな」に変わりました。
また、円も少しずつ円安傾向に動いていたのに、一時的に100円を切るという事態に。
離脱回避期待でドル・ユーロ・ポンド買いしていた人にとっては地獄だったと思います。
また、年初来最高値を付けてしまい、底がどこなのかわからなくなってしまい、市場全体によくないムードが漂っています・・・離脱したらリーマンショック級と言われていたので多少の心構えはできていましたが、ね。
じゃあどうしたらいいの?
参議院選を控え、都知事選を控え、政治的に不安定で手が出せない・・・。
現状で投資に向いているものがわからない or 安全な場所に避難させたいと思っている人は少なくないと思います。
安全志向なら、証券会社のMRFなどで寝かせておく。好きな時におろせるので、銀行代わりに使うのも一つです。手数料無料で引き出せる証券会社も結構ありますし。国債もアリですが、満期償還狙いだとキャッシュフロー上は長期保有になってしまいます。
一攫千金を狙いたいなら、外国の株式でしょうか。しかも対円が円高に進んでいるうえに相場の悪い今はチャンスです。
ただし、さらに円高が進むことも考えられますのでハイリスクです。また銘柄分析も難しく、簡単に手は出せないと思います。
ちなみに今回のブレグジット騒動でまったく影響を受けなかったのは、アジアを中心に投資しているファンドのみでした。
いずれにせよ、世界が早く安定してほしいものです。
こういう青い色って癒されます・・・